東大スマホFX手法を検証3。
「ヨーロッパ市場の21時~22時と
東京市場・14時~15時の時間帯は
ファンドや銀行のディーリング(自社資金でのトレード)部門
がポジションを閉じるために反対売買を行うので
値動きがそれまでのトレンドに逆行した動きをすることが
多い・・・・・」
東大院生のスマホFXトレーダー田畑昇人さん
が紹介している時間帯による値動きの癖を
利用したトレード手法。
実際に有効な手法なのか検証してみます。
(ヨーロッパ市場21時~22時は冬時間の場合。
3月半ばに夏時間に切り替わった場合は
20時~21時。)
12月23日ドル円5分足チャート
クリックで拡大します。
朝方から、じりじりと下落基調のドル円は
13時台後半でレンジを抜けて下落しています。
その後、14時~15時に入っても下落は止まらず
トレンドは継続。本格的な反転は
16時台後半からです。
よって、14時~15時トレンド逆行のセオリーは
成立しませんでした。
ただ、14時以前の値動きをボックスであるとみなすならば
14時近辺でレンジブレイクしたと解釈できます。
つまり、明快なトレンドが出ていないボックス相場の場合、
14時~15時はレンジブレイクが起こる時間帯であると
いうセオリーが成り立つかもしれません。
結果
逆行セオリーは不成立。
レンジブレイクセオリーは成立。
12月23日 ヨーロッパ市場21時~22時
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21時から22時の時間帯に入っても
夕方からのレンジを継続しています。
逆行もブレイクも無しです。
結果
逆行セオリー不成立
レンジブレイクセオリー不成立